橿原市市議会 9月19日 今井りか議員一般質問

橿原市市議会

耳成西幼稚園の並存の可能性と署名について市議会で交わされた答弁

要約と重要な答弁の抜粋

※ 下記の抜粋は、上記動画の中で重要なポイントと考える一部の会話部分のみを抜き出して一部編集しているものとなります。
 重要な答弁部分を見つけ出すための、あくまで参考になる「目次」程度の抜粋と要約とお考えください。
発言の意図や正確な答弁内容を判断するには、必ず下記の抜粋に記載した「時間」を参考に当該部分の動画をご覧の上、前後の発言もご確認のほどお願いします。


(02:11) 今井さん
まずはそもそも市が作成している計画から確認して今の橿原市政が市民の声を反映できているのかどうか議論を進めていきたいと思います。

(05:33) 今井さん
削減対象の施設を判定する基準はなんですか?

(06:39) 財務部 加護さん
評価の結果が低いことを持って、直ちに施設を廃止するということではない。市民の利用状況も含めて総合的に判断し、市民の懸念には話し合いを重ね、協議して真摯に対応する。

(07:44)今井さん
計画に定められている基準があっても様々な観点で持って総合的に判断していくこと、市民への周知に関しては説明会などで理解を得られるように努められ、それでも市民の皆様がお持ちになる不安やご懸念に対しては話し合いを重ね、協議をして真摯に対応されるということと受け取りました。

(23:55) 今井さん
橿原市公共施設と総合管理計画の中の社会経済情勢の変化に伴い必要に応じて計画の見直しを行うというふうな記載があります。
新型コロナウイルスの影響や物価高が要因で 計画を現状に沿って見直す時期が来ているというふうに私は考えますが、市としてこの計画を見直す時期はいつ頃だとお考えでしょうか?

(24:35)財務部 加護部長
平成28年の9月に策定いたしました橿原市公共施設と総合 管理計画につきまして 計画期間が40年と長期にわたりますので、2025年までを短期の目標機関として 進捗管理を行うこととしております。
また計画のもととなる橿原市人口の最新データを反映できるように 令和8年令和8年度の中旬を目標に改定を進めてまいりたいと考えております。

(25:56) 今井さん
令和8年度中旬を目標に再検討していきたいというふうに理解いたしました。

(27:13) 今井さん
耳成西幼稚園の再配置に関して質問してまいります。
現在 真菅北幼稚園、耳成西幼稚園の再配置に関する署名が9月13日現在で 1200人を超える数の署名が集まっています。
地元の幼稚園をなくさないでほしいと願う市民の皆様との 向き合い方を市としてどのように対応していく予定ですか?
また現在地域の方々や保護者の方々との対話状況は十分だとお考えですか?

(29:21) こどもスポーツ課 北野
説明会を実施し周知に努めてきたけど保護者や住民の方からは、療養支援の再編に向けご心配やご不安の声があることも事実で、住民の皆様とコミュニケーションの取り方についてもこれまでが十分であったとは考えておりません。

(31:17)今井さん
保護者や住民の方からご心配やご不安の声はいただいていることは事実で、住民と皆様ともコミュニケーションの取り方 についてもこれまでが十分だったとは考えてないというふうに理解いたしました。
現在、通園支援や支援が必要なお子さんへの対応も検討するといえど、保護者にとってはイメージしにくい回答と感じます。
答弁にもあったが、コミュニケーションが不十分だということは、市民の声を反映する視点が欠けているからではありませんか?
市民がどの部分になぜ不安を感じているか耳を傾けて、解決策を提示するプロセスの「対話」が欠けていたから市民の声が反映されておらず、1200人を超える署名が集まる状態になったのではありませんか?
市民の皆さんとの対話とその不安を払拭するための具体的な解決策の提示が不足していると感じているか、そうではないか。どちらかでお答えください。

(36:16)こどもスポーツ課 北野
色々と地域の方からは、ご要望もいただいておりますので現時点でそれを否定するものではなく、今後もお話を聞く中で市としてできる範囲の通園支援等は行っていく必要があるとは考えております。

(36:54)今井さん
市民の方々のご不安、ご懸念点に関しては市としては理解されている。そしてその解決策の提示につきましても様々ご提案していただいている中ではあるが、これやったら安心やというふうな解決策には至っていない。その今ちょうど対話の途中であるというふうに理解いたしました。
今回の再編計画を作るにあたり、令和3年6月に受け取った答申書があり、 それは自治会やPTA、労働者の代表、公募で選出された市民の方に審議してもらったというが、PTAと言っても当時幼稚園にこどもを通わせている保護者ではない。PTA役員も単年ごとに変わる人もいる。
だから今、地元の人が知らなかった聞いてなかったとなっているのではありませんか?
幼稚園やこども園の計画に定められている削減率は50%というが、その削減率を変更すべきと私は考えます。市にはその予定はありますか?

38:53 財務部 加護部長
橿原市公共施設等総合管理計画の見直しに伴いまして 橿原市施設分類別基本方針も見直しの検討が必要であると考えております。
見直しに当たりましては削減率も含めて市の組織全体で施設累計別の方針について検討させていただきたいと考えております。

(40:13) こどもスポーツ課 北野
橿原市保育所適正配置実施計画を策定し 適正配置の方向性として 令和11年度以降は今後の 社会情勢、例えば人口動態であったり保育ニーズまたは関連する計画の策定や改定に応じて、適宜見直しを行う場合はあります。

(41:21) 今井さん
削減率も含め、またそして社会情勢に応じて見直しが必要という風に理解いたしました。
令和11年度以降に関しての見直しは確実 に必要かと考えます。
令和10年度までの計画に関しましても、計画に則って市政を運営していくだけではなくって、適切に市民の皆様のお声を反映して柔軟に運用をしていくべきかと思いますが亀田市長いかがですか?

(42:39) 亀田市長
橿原市 令和10年までの再編計画というのは老朽化により建て替え時期が迫っている状況であることや、子どもの適正な教育保育の観点からも避けられないところでございます。
この再配置につきましては橿原市保育所幼稚園適正配置実施計画に基づき実施していくことになりますけれども当然保護者ニーズ等、柔軟に対応していく必要もあるとは考えております。
今後もですね、市民や保護者の方の意見あるいは要望をしっかりと受け止め、あらゆる可能性を検討した上でですね、施設の再編を行ってまいりたいというふうに考えております。

(50:10)今井議員
ここからは耳成西幼稚園に絞ってお伺いいたします 。
耳成西幼稚園の園児数が過小規模園の基準にない上に建物的にもまだまだ使える施設でございます。
加えて先ほどから申し上げるとおり、存続を求める要望書にご署名くださった1200人以上の方の思いがございます。
これらのことから 拙速に閉園とするのではなくて並存の可能性も探っていくべきだというふうに考えます。
検討の余地があるというふうにもご答弁いただいておりますけれども、市として耳成西幼稚園の並存の可能性はあるのでしょうか?教えてください。

(52:29) こども健康スポーツ部北野部長
基本的には実施計画通り進めてまいりますが、先ほども答弁したとおり今後の社会情勢や保育ニーズ等が大きく変われば当然、計画の見直しは必要であると考えております。

(54:11)今井さん
並存の可能性につきましては、今後の社会情勢保育ニーズ等が大きく変われば見直しが必要である計画の見直しが必要であるというふうに理解しました。
並存の可能性がないわけではないというふうにも合わせて理解いたしました。
支援が必要なお子様への向き合い方であったり、地域に根ざした教育を残すなどといった様々なお声にお答えできますよう、計画は計画だと突っ切ってしまうことなく、ご答弁にもありましたようにあらゆる可能性を諦めることなく、市民の声に寄り添った進め方をしていただくことを強く要望いたします。
最後に市長にお伺いします。
市長の政治姿勢が市民の要望にどの程度を合致しているとお考えかお答えください。

(55:27)
市民一人一人の考え方は多岐にわたるけども、市民のニーズをしっかり掴めるよう市民の声をきく姿勢は自分の政治姿勢としても続けていきたい
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